京都電子工業株式会社

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よくあるご質問(FAQ)

屈折計・ブリックス計

固体試料や固形分を含む試料は測定できますか?

当社の屈折計は液体専用となっており、固体試料の測定はできません。
固形分を含む不均一な液体の場合、粒子がプリズムへ沈降している間は測定値が安定しないため、測定に時間を要します。
また、粒子によって光が散乱されると、測定値や繰り返し性に影響する場合があります。
そのため、試料は均一な溶液であることが望ましいです。

測定原理はアッベ屈折計に基づいていますか?

当社の屈折計の測定原理は、アッベ屈折計に基づいています。
一般的なアッベ屈折計は臨界角に対応する明暗の境界を手動で検出します。
それに対し、当社の屈折計は、サンプルとプリズムの界面で反射した光をCCDで受けとり、この信号から臨界角が自動検出されます。
規格でアッベ屈折計の使用が規定されている場合、当社の屈折計を適用することができます。

接液部の材質は何ですか?

接液部の材質は以下のとおりです。

  • ポータブル屈折計RA-130
     プリズム:光学ガラス
     プリズムステージ:SUS316
     プリズムとプリズムステージのシール部:耐薬品性特殊フッ素ゴム
  • 屈折計RA-620/RA-600
     プリズム:人工サファイア
     サンプルステージ:SUS316
     プリズムとサンプルステージのシール部:耐薬品性特殊フッ素ゴム
     揮発防止ふた:フッ素樹脂
屈折率標準液の保証期間は開封後も有効ですか?

屈折率標準液の保証期間は、未開封時における場合です。
開封後は吸湿や揮発により、屈折率が変動し得ます。
そのため、開封後に保管した屈折率標準液は保証の対象外となります。
開封済の屈折率標準液を保管して使用することは避け、使用の都度、新しい屈折率標準液を開封するようお願いします。

測定精度に影響を与える要因は何ですか?

測定精度に影響を与える要因として、下記の事象が挙げられます。

  • 測定中における試料の揮発や吸湿
  • 試料中に存在する粒子による光の散乱
  • 測定中の温度変化
  • 炭酸水のような発泡性の試料の場合、気泡がプリズムに付着して光が散乱されること

これら以外にも、試料が不均一であったり、プリズムに汚れが付着していたりすると、測定結果に影響を及ぼす可能性があります。

設定温度が正しいのか確認する方法はありませんか?

お客様にて確認するのは困難です。当社の点検項目に含まれておりますので、当社が装置を引き取って対応させて頂きます。点検については、最寄の当社営業所または当社代理店までご用命ください。

設定温度に温調されない場合、その原因は何ですか?

ファンや冷却板が埃などで汚れて、放熱フィンの熱放散が出来ない状態と考えられます。お客様におかれまして洗浄が困難な場合は、当社が装置を引取り、作業を代行させて頂きます。お見積りが必要な場合は、お申し出ください。お見積りについては、最寄の当社営業所または当社代理店までご用命ください。

屈折計と密度比重計で同一試料のBrixを測定したところ、測定値に差を生じたのですが、原因は何ですか?

ショ糖以外の成分を含む試料の場合、屈折計と密度比重計では、測定原理が異なるため、測定値に差を生じます。ショ糖のみを含む水溶液の場合は、屈折計と密度比重計のブリックス値は同じになりますのでこの溶液にて確認を願います。ショ糖水溶液にて、Brix値に差を生じた場合は、当社サービス員による点検(校正)を受けて頂くことをお奨めします。点検・校正については、最寄の当社営業所または当社代理店までご用命ください。