京都電子工業株式会社

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熱伝導率ってなに?

迅速熱伝導率計 QTM-710/700

 

センサを試料の上に1分間置くだけで熱伝導率が測定できます。
簡単な操作で再現性良く測定ができます。
主に、断熱材、ガラス、樹脂やゴムなどの熱伝導率が低いものに使用します。

迅速熱伝導率計 QTM-710/700 測定原理

QTM-710/700は非定常法細線加熱法という方法で熱伝導率を測定しています。
プローブ(センサ)は、直線状に張られた加熱線と熱電対により構成されています。
加熱線に一定電流を通じると熱が発生し、加熱線の温度は上昇します。熱伝導率の高い試料(セラミックスなど)では、熱は急速に移動し試料側に逃げてゆくために加熱線の温度は小さくなります。逆に熱伝導率が低い試料(断熱材など)では、熱が逃げ難いために加熱線の温度は大きく上昇します。このように加熱線の温度上昇は試料の熱伝導率に関係し、下記の式で現されます。すなわち、試料の熱伝導率は時間軸を対数目盛りにした昇温グラフの傾きから求めることができます。  

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λ = q・ln(t2/t1) λ 試料の熱伝導率 [W/(m K)]
q 加熱線の単位時間、単位長さの発熱量 [W/m]
4pi・(T2/T1) t1,t2 測定時刻 [sec]
T1,T2 時刻t1,t2での温度 [K]