京都電子工業株式会社

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熱流センサの検出原理

熱流測定の誤差について

熱流計測はセンサを対象物に接触させるだけで簡単に熱流値が得られます。しかし信頼性のある値を得るためには操作上のいくつかの注意点があります。

誤差の要因として次の点が考えられます。
1)センサの取付
2)風
3)放射率
4)設置面とセンサの放射率の差
5)埋設形センサでの埋設物との熱伝導率の違い

熱流測定の誤差について【センサの取付】

貼り付けタイプのセンサは対象物とセンサの間に空気層ができないように貼り付けます。
貼り付けに使用する接着シートは京都電子工業で校正された「HA2-H」あるいは「HA2-L 」を使用してください。

熱流測定の誤差について【風】

風によって熱流が変化することは一般によくみられることですがこれは境膜抵抗が変わることに因っています。
過度的な変化に対してセンサは過敏に応答するため実際の熱流変化より大きな変動を示します。
したがって測定器には指示の平均化機能が付いています。また定常風(あるいは平均風速)に対して実際の熱流と異なる値を示します。
これは測定対象物の熱伝達係数とセンサの熱伝達係数との差によるものです。
一般的にはセンサの熱伝達係数のほうが大きいため指示が大きくなります。