京都電子工業株式会社

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新製品 迅速アルコール測定キット SD-700を発売

2012/12/27

分析機器製造販売の京都電子工業株式会社(京都市南区吉祥院新田二の段町68 代表取締役社長 勝木謙三)は、SD式迅速アルコール測定システム(SDKシステム)を提案し、SD-700迅速アルコール測定キットの発売を開始します。
SDKシステムは、振動式密度計・水蒸気蒸留装置・電子天秤・PC・専用ソフトで構成されており、前処理(DIST-700水蒸気蒸留装置)により、蒸留酒・醸造酒のエタノール、水とエキス分を分離し、得られた留液(エタノール、水)の密度から、アルコール濃度を算出する方法です。
この基本原理である、蒸留と密度からアルコール濃度を測定する方法は、歴史があり信頼性の高い方法です。
九州酒造研究会様との共同研究により、重量法(電子天びんと振動式密度計を用いたアルコール度数測定法)と水蒸気蒸留装置(ビュッヒ社製)を組み合わせた新手法を開発し、高精度な測定が可能となりました。
SD-700迅速アルコール測定キット は、SDKシステムから振動式密度計を除いた装置構成(水蒸気蒸留装置・電子天秤・PC・専用ソフト)での販売ですので、過去に振動式密度計(DA-155/105/6xx/5xx)を購入いただいた顧客にもご使用いただけます。

特長

1 ) 重量法は、循環恒温槽を用いた温度調整や故障・破損が発生しやすいガラス計量器での測定などの煩雑な操作や、正確な容量管理が不要となり、迅速で正確な測定が可能となりました。
2 ) 水蒸気蒸留装置は、大熱量加熱が可能であり、測定時間の大幅な短縮が見込めます。また、試料の焦げがなく維持管理が容易になります。
3 ) 水蒸気蒸留法と重量法を組み合わせることで、高いアルコールの回収が可能になり、酒母・もろみ初期のろ液など少量の試料(30ml)でも測定可能となりました。
また、試料量を減少させることで、蒸留時間の大幅な短縮が可能となりました。
4 ) 全項目がデジタル測定のため、測定者による違いが発生しなません。
5 ) 密度計所有の顧客は、迅速アルコール測定キットのみの購入となり、さらに低価格です
6 ) 『日本酒』以外の『梅酒』等も、アルコール度数の測定が可能です。
7 ) 蒸留と密度からアルコール濃度を測定する方法は、歴史のある信頼性の高い方法です。
8 ) 公定法(国税庁所定分析法)に記載されている方法(従来法である容量法)も実施可能です。

基本仕様

項目 SD-700 迅速アルコール測定キット
装置構成 DIST-700水蒸気蒸留装置(日本ビュッヒ株式会社製)
FZ-500i 電子天秤(株式会社エーアンドデイ製)
PC(専用ソフト含む)
測定項目 アルコール度・日本酒度・エキス分(注1)
測定範囲 0~30vol%
繰り返し性 0.03vol%SD程度(注2)
測定時間 11min (100ml)
7min ( 30ml)
最小試料量 30ml
測定可能試料 日本酒・酒母・もろみ
ビール・ワイン・リキュール(梅酒)・焼酎 等

(注1) 日本酒度・エキス分は、国税庁所定分析法の清酒、合成清酒に相当します。
(注2) 繰り返し性は、お酒の種類により異なります。

定価: SD-700 : 1,200,000円(税別)
発売日: 平成24年12月より発売開始

本件に関する問合せ先

製造元: 京都電子工業株式会社
電話: 03-3239-7331
FAX: 03-3237-0537
担当: 営業企画部

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